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儒教が支えた明治維新
小島毅
出版社:晶文社
出版年:2017年11月
コード:   276p   ISBN/ISSN 9784794970336
 
価格 2,052円
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なぜ日本は近代化に成功したのか。中国や韓国では、古来より朱子学を修めた人が科挙に受かり国を束ね、服装や冠婚葬祭のやり方など、社会のすみずみにまで儒教が行きわたっていた。一方、日本には科挙がなく、葬式なども仏教が担っている。しかし教養として朱子学は、明治維新を支える思想として、武家の間に広まっていた。儒教的教養の水脈は、水戸光圀、吉田松陰、西郷隆盛、伊藤博文……と受け継がれ、日本の近代化を用意した。中国哲学の専門家が東アジアの中の日本を俯瞰して論じる、新しい明治維新論。

目次:
はしがき
1 明治維新を支えた思想
 朱子学・陽明学の日本的受容と幕末維新――現代の鑑としての歴史に学ぶ
 中国生まれの志士的思想
 江戸時代の儒教受容――岡山をめぐって
 保科正之とその同志たち――江戸儒学の黎明期
 東アジアの視点からみた靖国神社
2 朱子学、日本へ伝わる
 日本的朱子学の形成――文化交渉学の視角から
 日本の朱子学・陽明学受容3
 五山文化研究への導論
 夢窓疎石私論――怨親差別を超えて
3 東アジアのなかの日本
 日本古代史の見直し――東アジアの視点から
 日本と中国
 豊臣政権の朝鮮出兵から考える日本外交の隘路
 東北アジアという交流圏――王権論の視角から
 中華の歴史認識――春秋学を中心に
あとがき
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