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   読者、お薦めの一冊  
       
 
300722
 
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現代太極拳攷―自分を開く
高橋清治著
TK出版
2002年12月16日
 
価格 2,800円
 
この本は筆者の20数年に及ぶ太極拳の体験の中から誕生した。身体教育論、運動論、医学論、更には思想論と、驚くほど広範囲なテーマを考察の対象としている。厖大な資料を渉猟した叙述にはスリリングな謎の追求があり、鮮やかな発見があり、現代文明への根本的な批判がある。この本によって、太極拳をまだ知らない者は太極拳をぜひとも経験したいと誘われ、いま実践している者はその深い意味を学ぶことができると強い感銘を受けた。

東京都 大津佳明
 
300722
 
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礼儀は資本主義 中国人の二つの生活環境
市井真成
文芸社
2006年7月
 
価格 1,260円
 
この作品、著者自身の中国体験と資料を交え「中国人の生活環境」を分析。個々の人間関係、人民と政府との関係を説明し、「反日デモ」が起こる原因、デモに参加する人々の心理などを大胆に解説している。
日本では、「反日行為」の原因をもっぱら「反日感情」「歴史問題」などに求めるが、この作者は「中国人の中」に求めている。

東方紅
   
       
 
300722
 
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あらすじでわかる中国古典「超」入門 講談社+α新書
川合章子
講談社
2006年3月
 
価格 880円
 
タイトルに好き嫌いはあるだろうけれど、まず気軽に手にとってみることをお薦めする。旅行やビジネスで中国とかかわる人が、中国の人にちょっと「知ったかぶり」もできる実用優先(?)の中国古典ガイドブックと言うべきだろうか。大学で中国文学の専門過程に進む人が読んでみて、基礎知識をおさらいしてみるのもいい。原文にチャレンジしてみたい作品に出会ったり、あるいは目移りしたりするかもしれない。
盤古・女媧の創世神話を紹介する序章「世界のはじまり」から、第一章「春秋・戦国時代」、第二章「秦・漢・魏晋南北朝時代」、第三章「隋・唐・宋時代」、第四章「元・明時代」、第五章「清の時代」の五章構成。『論語』『孟子』をはじめとする諸子百家や、有名な司馬遷の『史記』、陶淵明・曹操・曹丕・曹植・李白・杜甫・白居易・蘇軾ら詩人たち、日本人にも人気が高い『三国志』『水滸伝』『西遊記』、禁書にもなったポルノグラフィー『金瓶梅』、そして中国の源氏物語ともいわれる大河小説『紅楼夢』まで。およそ三〇の項目に絞って、要領よくポイントが押さえられている。

ところで、私も含めてだが、中国古典というと「漢文」から連想する堅苦しいイメージのある人は、元代以降の戯曲・小説の部分をざっと読んでみるだけでも、ちょっとしたカルチャーショックを味わうだろう。宋代以前でも、例えば中国で最も古い地誌であり、かつ妖怪図鑑でもある『山海経』なども面白い。一書生と宰相令嬢との純愛を描く元代の戯曲『西廂記』や、ファンタジー的要素も強い明代の神魔小説『封神演義』。清代に入ると、短篇怪奇小説集『聊斎志異』、科挙に汲々とする学者たちの人間模様を諷刺する『儒林外史』、武侠小説のベストセラー『児女英雄伝』『三侠五義』。よく知られた『三国志』や『水滸伝』『西遊記』のほかにも、中国古典は生きた民間文学の宝庫であることを教えてくれる。

なお、あらためて気づかされるのは、この本に紹介されている古典の多くが、実は日本では小説や漫画、テレビドラマ、ゲームなどの題材として受け入れられていることだ。宮城谷昌光『三国志』、北方謙三『水滸伝』をはじめ、中国古典を題材とした歴史小説は現在も一大ジャンルをなしている。漫画では『史記』など中国ものを手がけた巨匠の横山光輝が有名だし、少女漫画の世界には『金瓶梅』や『紅楼夢』もある。『封神演義』に到っては、漫画とゲームの人気が日本での知名度を上げたと言っていいだろう。そのほか、最近でも『西遊記』が再びドラマ化されて話題を集めたのは記憶に新しい。ひょっとして、「教養」ではなくエンターテインメントというレベルで、中国の古典は案外、日本人の中にしっかり根を下ろしているのかもしれない。

最後になるが、印象に残ったのはくだんの『西遊記』についての部分。唐の玄奘三蔵が仏典を求めてインドへ旅した『大唐西域記』などに見られる史実が神格化され、宋代に『大唐三蔵取経詩話』というフィクションとなり、それが現在の『西遊記』の種本になったこと。さらに元代になると別の系統の物語と混合されて戯曲や講談として大人気を博し、明・清代にもさまざまな人の手で再編集が行われたこと。著者は言う。「そもそも『西遊記』という物語は、長い年月をかけていろんなふうに作られてきた中国の民間文学の集大成ストーリーともいうべきものなので、固定した作者がいないといったほうがいいのかもしれない」。
それを思えば、日本のテレビドラマの世界でアレンジされた『西遊記』も、中国の人からは苦情が聞こえてきそうだが、大目に見てもらえないでしょうか、と言ったら不謹慎だろうか。むしろ、日本と中国がともに『西遊記』が大好きだということがなんとも頼もしく思える。そして、時代や国を越え、形を変えながら繋がっていく物語の生命力、それ自体に驚嘆させられる。

(明)
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