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 台湾学術文化研究叢書  
         
 
   
   

 

 

刊行の辞

 

【編集委員】
王徳威 ハーバード大学東アジア言語及び文明学科 Edward C.Henderson講座教授、台湾・chuou研究院院士
黄進興 台湾・中央研究院歴史言語研究所研究院兼所長、中央研究院院士
洪郁如 一橋大学大学院社会学研究科教授
黄英哲 愛知大学現代中国学部教授

 

刊行一覧

第一巻 王甫昌/松葉隼、洪郁如 訳  『族群――現代台湾のエスニック・イマジネーション』
  (原書:『当代台湾社会的族群想像』群学出版有限公司、2003)

第二巻 蕭阿勤/小笠原淳訳  『現実へ回帰する世代――1970年代台湾文化政治論』
  (原書:『回帰現実――台湾1970年代的戦後世代与文化政治変遷』中央研究院社会学研究所、2008初版、2010二刷)

第三巻 張小虹/橋本恭子訳  『偽りのグローバリゼーション』
  (原書:『仮全球化』聯合文学、2007)

第四巻 王德威著/神谷まり子・上原香訳  『抑圧されたモダニティ:清末小説新論』
  (原書:『被圧抑的現代性:晚清小説新論』麦田出版、2003)

第五巻 黄進興/中純夫訳  『孔子廟と儒教――学術と信仰』
  (原書:『聖賢与聖徒――歴史与宗教論文集』『優入聖域――権力、信仰与正統性』允晨文化、2001、1994初版・2003二刷より編集翻訳)

第六巻 石守謙/木島史雄訳  『移動する桃源郷――東アジア世界における山水画』
  (原書:『移動的桃花源――東亜世界中的山水画』允晨文化、2012)

第七巻 李孝悌/野村鮎子訳  『恋恋風塵 Dustin the Wind――中国の都市、欲望と生活』
  (原書:『昨日到城市――近世中国的逸楽与宗教』聨経出版、2008)

第八巻 夏曉鵑/前野清太郎訳  『グローバリゼーション下の台湾「外国人花嫁」現象』
  (原書:『流離尋岸:資本国際化下的「外籍新娘」現象』唐山出版社、2002)

第九巻 許雪姫/羽田朝子訳  『離散と回帰―満洲国の台湾人』
  (原書:『離散与回帰:台湾人在満洲国与台湾之間』、2015)

第十巻 黃進興/工藤卓司訳  『孔子廟と帝国――国家権力と宗教』 
  (原書:『聖賢与聖徒――歴史与宗教論文集』『優入聖域――権力、信仰与正統性』允晨文化、2001、1994初版・2003二刷より編集翻訳)

 

 

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「台湾学術文化研究叢書」刊行の辞(抜粋)    王徳威

 

  「台湾学術文化研究叢書」は日本、台湾、アメリカの学者の共同作業によって産み出された出版プロジェクトである。このプロジェクトは、古典から現代に到る広義での漢学研究(Chinese Studies)における成果を、幅広く日本の読者に紹介し、関心を持っていただくための試みである。取り扱う領域は文学、歴史、社会、そして思想の各分野にわたる。この種の出版物は過去にも存在したであろうが、この叢書には、三つの大きな特徴がある。
 第一に、これは広義での漢学研究の紹介にとどまらず、「研究者」こそが研究課題について思考し、構築し、再考する際の重要なファクターであることを強調したものである。この叢書の執筆者たちは現在、台湾、香港、北米といった各地に散らばっているが、彼らはいずれも台湾で大学教育を終え、海外に留学したか、台湾国内で研究を続けた経験を持っている。このため、彼らは方法論についての訓練、歴史的な視点、そして自地域の人文に対する関心について、他地域で大学教育を受けた者とは異なる特色を持っている。
 第二に、この叢書では「孔子と儒教」、「明代の都市生活」といった伝統的な漢学研究のテーマにとどまらず、最近の新しい課題についても取り扱っている。例えば、「中国の山水画と東アジアの絵画との影響関係」、「清末小説の研究」などである。これは、私たちが漢学研究とは前人の成果を受け継ぎ未来を開くものであり、また日々進化するものだと考えているためである。
 第三に、もっとも重要なのは、私たちが「人」と「研究」が交わる場として現代台湾を位置づけていることにある。そのためこの叢書では、台湾を座標に据えた研究成果に中心を置きつつ、台湾から東アジア、更には東南アジアへとその視野を広げている。台湾のエスニックグループと世代別の変化から、満洲国での台湾人の境遇、さらには台湾画直面するグローバル化の試練に到るまで、それぞれはみな台湾の人文という要素が加わったからこそ、漢学研究の発展に独特で多元的な活力がもたらされたことを明確に示している。

 

   
刊行一覧  

 

族群 現代台湾のエスニック・イマジネーション 〔既刊〕

王甫昌著/洪郁如・松葉隼訳
2014年11月
00787 192p ISBN:9784497214171
価格 2,700円
現代台湾社会における「族群(エスニック・グループ)」という概念は、「民主化」や「台湾化」にどのような影響を与えたのだろうか。「原住民族⇔漢族」「外省人⇔本省人」「閩南人⇔客家人」などの関係性を明確に論じた概説書。

●編著者のことば
本書を構想するきっかけとなったのは、台湾の族群の起源と関係を分析することで(とくに四大族群区分による各種の族群論)、台湾族群現象が抱える様々な誤解を解きほぐしたいという考えであった。(「日本語版への序文」より)

 

フェイク タイワン 偽りの台湾から偽りのグローバリゼーションへ 〔既刊〕

張小虹/橋本恭子 訳
2017年05月
00829 304p ISBN:9784497217080
価格 3,240円
グローバルな環境で製作され、グローバルにヒットした映画『グリーン・デスティニー』は「偽中国語映画」か? 真正品と奇妙な共依存関係にある偽ブランド品は悪なのか? 「国民服」があらわにする植民地の記憶と偽りの伝統とは? 「真の台湾人」は存在するのか? 絶対的な「真」と、非難・排除すべき「偽」という二項対立の外にある「偽」の可能性を様々なレトリックを駆使して考察。凝り固まった常識を揺るがす思考のダンスには複雑な「今」を読み解くヒントが詰まっている。沼崎一郎氏による解説も必読である。

 

抑圧されたモダニティ 清末小説新論 〔既刊〕

王徳威著/神谷まり子・上原かおり訳
2017年06月
00831 528p ISBN:9784497217103
価格 5,400円
従来、中国文学史において「近代(モダン)」の起点は魯迅を代表とする、伝統批判と文学革命を旗印に西洋写実主義を旨とした「五四」新文学に置かれてきた。一方、清末小説(本書では19世紀半ばから1911年までの世紀末文学を指す)は、創作だけでも七千種以上が出版されながらも、梁啓超らの提唱した「新小説」を除いて文学史においてはほとんど顧みられることのない、「排除/抑圧」されたジャンルであった。本書ではこの時期の小説を、西洋との出会いのなかで伝統/モダニティが互いに拮抗し、複雑かつ豊かな「多層性のモダニティ」を見せた特異なジャンルとして評価する。具体的には、花柳小説、俠義公案小説(武侠・裁判もの)、暴露小説(社会風刺もの)、科学幻想小説(サイエンス・ファンタジー)および二〇世紀末の中国語小説を再読し、バフチン、フーコー、ギアーツらの諸理論を用いてその「抑圧されたモダニティ」を論じることで、中国のポストモダニティについて再考を行うものである。著者は現代文学理論を用いながら独自の視点で中国語圏文学を読み解く、今日を代表する研究者の一人であり、その代表作という意味でも本書は重要な著作であると言える。また、上述のように清末小説についての研究は国内外でも少なく、本書は日本においてほとんど専著のない分野の研究書であるため、中国文学研究または東アジアのモダニズム研究の分野において必読書であると思われる。

 

 

 

 

続刊

第二巻 蕭阿勤/小笠原淳訳 『現実へ回帰する世代――1970年代台湾文化政治論』
(原書:『回帰現実――台湾1970年代的戦後世代与文化政治変遷』中央研究院社会学研究所、2008初版、2010二刷)

第五巻 黄進興/中純夫訳 『孔子廟と儒教――学術と信仰』
(原書:『聖賢与聖徒――歴史与宗教論文集』『優入聖域――権力、信仰与正統性』允晨文化、2001、1994初版・2003二刷より編集翻訳)

第六巻 石守謙/木島史雄訳 『移動する桃源郷――東アジア世界における山水画』
(原書:『移動的桃花源――東亜世界中的山水画』允晨文化、2012)

第七巻 李孝悌/野村鮎子訳 『恋恋風塵 Dustin the Wind――中国の都市、欲望と生活』
(原書:『昨日到城市――近世中国的逸楽与宗教』聨経出版、2008)

第八巻 夏曉鵑/前野清太郎訳 『グローバリゼーション下の台湾「外国人花嫁」現象』
(原書:『流離尋岸:資本国際化下的「外籍新娘」現象』唐山出版社、2002)

第九巻 許雪姫/羽田朝子訳 『離散と回帰―満洲国の台湾人』
(原書:『離散与回帰:台湾人在満洲国与台湾之間』、2015)

第十巻 黃進興/工藤卓司訳 『孔子廟と帝国――国家権力と宗教』 
(原書:『聖賢与聖徒――歴史与宗教論文集』『優入聖域――権力、信仰与正統性』允晨文化、2001、1994初版・2003二刷より編集翻訳)

   
   
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